2012年1月4日水曜日

SORAのカンボジア日記8日目 最終日!


カンボジア8日目
2011年12月25日

今日は最終日です。
いろんなことがありました。
カンボジアを訪れて感じたことを感想文にしました。

(感想文)

カンボジアを訪れて、僕はいろんな人と出あいました。そして、いろいろな事を学びました。
NPOCEALOグローバルハーモニージャパンの創設者のガユーナセアロはミャンマーのお坊さんですが、日本人です。セアロはカンボジアの人たちに物資を届け続けて来ました。僕は今回、セアロからお話をしてもらいました。なぜ勉強をするのかということです。セアロは、何故勉強するのかと言うとテストでいい点を取ってほめられるためではなく、将来、自分のやりたい事が出来た時に選択肢が広がるからだよと教えてくれました。
僕は、勉強を誉められるためにやっていた事に気づきました。セアロの話を聞いて、これからは自分のために自分で決めて勉強を頑張ろうと思いました。

IKTTという村を作っている森本先生からも学ぶことがありました。森本先生は、京都の友禅職人でしたが、たったひとりでカンボジアにわたり一つの村を作りました。その村には、カンボジアの人が300人も一緒に働きながら暮らしています。電気は自家発電で、ほとんど使いません。村の人たちは、自分の仕事を自然にしていました。僕は、たった一人の日本人が外国のカンボジアにこんな村を作るなんてすごいと思いました。僕も、こんなすごいことが出来る人になりたい。

今回、カンボジアを訪れて、とても頑張っている日本人の人たちから色々な事をおそわりました。
とても勇気があって、人の為に自分の出来ることをしている人たちです。僕は、なぜ人のためにそこまで出来るのかは、まだ分かりません。でも将来、人を助けること出来るような人になりたいと思いました。

カンボジアを訪れて思ったのは、行くまでは貧しい国だと思っていましたが、そんな気持ちはなくなりました。
僕は、カンボジアを訪れて変わりました。積極的な気持ちなってきました。外国に出ることが嫌だったけど、今ではもっと外国に出てみたいと思っています。それから、カンボジアを訪れる中で版画をやろうと決意しました。前から興味はあったけれど、真剣に版画に取り組んでみようと思う気持ちなりました。


また、カンボジアを訪たいです!

松原空良

SORAのカンボジア日記7日目


朝6時半 起床
 7時   食事
 9時  NPOの拠点になる家を見に行く。
 


NPOの拠点がカンボジアに出来ることになったので、借りる家を一緒に見に行きました。
1件目は赤色の家で部屋は6部屋ありました。
とても部屋が広くて自分の家だったらいいと思ったぐらいでした。

2件目の家は1件目の家の斜め前で2年ぐらい使っていないので一つ一つの部屋が汚れていました。でもとても家も駐車場が大きくて驚きました。井戸もあって、いい家だと思いました。


カンボジアでクリスマス。ケーキとかもないけど、メリークリスマスと言って写真を取りました。


今日の感想

 今日は、ほとんど外には出なかった。
 部屋で持ってきた宿題をしていました。


SORAのカンボジア日記6日目

2011年12月23日
朝   6時半 起床

7時   朝食
13時  市場へ買い物 NPOの農園の管理人をしている家族に
食べ物や衣服を届けに行く。夕方の宿舎に戻る




朝、昨日IKTTで作ったシルクのハンカチを洗濯した。
最初は色落ちがするから、手で洗うそうだ。
自分の作ったデザインがあまり気に入らない・・・。
もう少し、黄色を増やせばよかったな~~




昼からNPOの農園へ、NPOの人たちと一緒に行く。
農園に行く前に、ミルク缶をと米などを買いに行く。
市場はともかく臭い。いろんな匂いがまざっている。
食べ物には、ハエがたかりまくっている。


運転手さんのスレインさんが農園の管理人さんの家族に食べ物をあげている写真です。


スレインはとても優しい人です。
赤ちゃんに服を着せてあげている時も、スレインさんの人柄が出ていました。
今回、大掃除の時にお父さんの来ていなかった服があったので、カンボジアに持って行きました。
スレインさんがその服を着てとても喜んでくれて嬉しかったです。
NPOの農園にはマンゴーやニーム、レモングラスの木が植えられているそうです。
広くて穏やかな気持ちなりました。
NPOの農園の管理人さんの家族と写真を取りました。僕の横にうつっているのが松永さんという人です。松永さんは64歳で日本の石川から来られました。松永さんは銭湯を4件経営していたそうですが、息子さんに全部あげて老後は自分の好きな事をすると言ってカンボジアに来ていました。松永さんの夢はおいしい完熟バナナを作ることだそうです。この
時も、ファームの様子をメモしていました。松永さんは本当に前向き面白い人です。きっとおいしいバナナを作ると思う。

               
帰り道に市場に行き、ぼく達の夕食の野菜を買いました。

今日の感想

自習ファームはとても広くて綺麗でした。
自習ファームに住んでいた家族の赤ちゃんがとても可愛かったです。
赤ちゃんは5ヶ月で女の子でした。写真を撮ろうとすると、にっこりと笑っていました。









2011年12月23日金曜日

カンボジア5日目

2011年12月23日
朝7時   起床
7時30   朝食
8時半   IKTTの森を散歩
昼食まで村の子ども達と遊ぶ。
12時    昼食。
13時半   シルクの手染め体験
3時     絵本の読み聞かせ。
4時半    IKTTを出発
7時     シムリアップの宿舎に戻る。

朝、森本先生がIKTTの森を案内してくれた。


美しい花が咲いていた。おじぎ草という草があり、その草をさわると草がおじぎするように
下を向いた。森を歩く途中で牛と写真とった。
森を歩いていると、空気がとても綺麗で気持ちよかった。

この人はラーさんです。年齢は13歳です。ぼくと同じ年です。
写真に写っているのは弟です。でも、本当のおとうとではありません。
弟は、本当のラーさんの本当の弟ではありません。ラーさんのお母さんが自分の
子どもとして育てると言ったそうです。
ラーさん弟のお世話していました。ラーさんもラーさんのお母さんもすごいと思います。

森からから帰ると、友達になったファジィや村の子ども達と遊びました。
ハンモックで赤ちゃんを抱っこしていると、赤ちゃんがぼくの足のところに、おしっこをしました。
 これが、赤ちゃんのおしっこの写真です。
ぼくは、笑ってしまいました。



これは、森本先生からシルクの手染めを教わっているところです。
シルクのハンカチに色をつけているところです。
先生は「心を込めてまぜなさい。心が入るんだよ」と教えてくれました。

そのあと、絵本プロジェクトの紙芝居を手伝いました。
カンボジアの子ども達は、しっかりと聞く姿勢をもっていることに驚いきました。

本を渡すことが出来てうれしかったです。
(今日の感想)
友達になったファジィとのお別れがとても寂しかった。ファジィは最後まで見送りに来てくれた。
また、ファジィに会いたい。
ファジィとカンボジアの指差し本で話していると楽しかった。
ぼくも、カンボジア語も話しせたらと思った。
カンボジアの子ども達は、とても可愛いかったです。

ShienTokyo
今回、IKTTを訪問したのは共に活動を行ってきたシルクプロジェクトのShienTokyoからご縁を頂き
訪問しました。このプロジェクトは、カンボジアの貧しい村の人達をシルクの織物を作る事で
村おこしをし支援を行なっているプロジェクトです。日本でカンボジアの村の人たちが織ったシルクで洋服を作り販売を行なっています。私が絵本プロジェクトを立ち上げた同じ頃、ShienTokyoも活動を始めました。カンボジアではNPOCEALOグローバルハーモニージャパンから奉仕の精神を学びながら活動を行なっている仲間です。他国での活動は大変な事もあしますが今後も互いの活動を理解しながら歩んで行けたらと思います。 byそら母






カンボジア4日目

2011年12月21日
朝6時半起床
7時に朝食
9時にIKTTに向けて出発
11時に到着。


IKTT(クメール伝統織物研究所)の説明
IKTT は、カンボジア・シエムリアップを拠点に、長い戦乱のなかで失われつつあったカンボジア独自のすばらしい伝統織物の復活をつうじて、人々の生活と、それを支える自然環境の復元を目指して作られました。その代表である森本喜久男さんの活動を支援するために発足した非営利任意団体です。IKTTの創立者の森本喜久男さんは、京都で友禅職人として働いた後、単身タイへ行き織物を勉強されました。その後、カンボジアに移り住み戦争で壊滅的だったクメールシルクを再現し、IKTTを設立。この村では、現在300人にカンボジア人が共同生活を行い、電気・ガス・水道全てを村で供給出来るようになっています。動物や虫や植物と共有しながらのエコの生活。
森に囲まれたこの村は人々が穏やかにありのままの姿で自然体で生活をしています。
シルクを作るためのカイコの住みやすい環境を作り、カイコを育てカンボジアシルクの糸を生産。
金色に輝く糸を持つカンボジアのカイコの糸は美しく、その糸で織られるカンボジアシルクは世界的にも認められています。by そら母
移動中にアンコールワットを車の中から見る。
これは、授業で習ったアンコールワットです。
とても、綺麗で敷地が大きくて全部見るには3日かかるそうです。

これは聞いた話です。
戦争の時にアンコール仏像の首を切られて頭がなくなっていたそうです。
それを、日本人が修復したそうです。
その仏像がこの写真です。

 
糸を紡ぐ村人              
 
IKTT 



 
 
これが村の様子です。
この村は東京ドーム4個分の面積があります。


              ぼくは、村の子どものファジィと友達なりました。
           その子は、7歳で毎日がんばって日本語を習っています。
                 とてもかわいい男の子でした。
弟にしたいぐらいです。

ぼくは今回、絵本プロジェクトの手伝いをしにやって来ました。村の学校に移動して
絵本を読む練習をしに行きました。


子ども達は大きな声で読む練習をしていました。ここの子ども達は日本語を勉強しています。
次に来るまでに読み聞かせの練習をすると約束していました。


日本語学校から、戻るとぼくはファディや村の子ども達ととずっと遊びました。
この村の子ども達はとても楽しそうで、目がとても綺麗でした。

                 夕方、夕焼けを見ました。
                夕焼が綺麗でなんだか落ち着く感じでした。
 夜は、数え切れないくらいの星が輝いていました。
                 流れ星何度も見ました。

(今日の感想)
森本先生は、優しくて素敵な人でした。
先生は「今度は自分ひとりで来て、1ヶ月くらい村に滞在するよいいよ」と言いました。
ちょっと嬉しいけど、今のぼくには、まだひとりで行く自信がありません。
でも、いつか一人で行けるときがくると思います。
食事にチキンカツが出ました。それが、とってもとってもおいしくて、何度もおかわりをしました。
昼においしいと言っていたら、夜にも出してくださいました。
明日は、カナダからお客さんが来るそうです。
外国にでると、英語を使っている人が多いの気づいて、英語を話したいと心の底から
はじめて思いました。


              











かンボジア日記3日目

2011年12月20日

朝6時半に起床
7時に朝食
8時半からシムリアップに向けて移動
夕方、NPOの人たちと孤児院へ荷物を取りに行く。
NPOの孤児院の支援は今日で終わった。

2011年12月20日火曜日

カンボジア2日目

2011年12月19日
朝、6時起床。
7時に朝食。
ご飯を食べたあと、8時からお母さんとシルクプロジェクトのみえさんとお昼ごはんの買出しに出かけました。はじめて、バイクタクシーのトゥクトゥクにのった。気持ちよかった~
1時からNPOCEALOグローバルハーモニージャパンの人たちと一緒にミシンを買いに行くため出かけた。ミシン街に着くと、ミシンがたくさん売られていました。ミャンマーの人とか、カンボジアの孤児院の人が使うミシンを買うそうです。

NPOCEALOグローバル・ハーモニージャパン
このNPOは、ミャンマーの上座部仏教僧侶ガユーナ・セアロによって設立されました。
創立者ガユーナ・セアロは、支援者から受け取ったお布施や寄付金を、途上国に暮らす貧しい子たちや人々に、ひとりひとりが受け取れる方法で、“自立と生きる喜びを感じられる形”に変えて、自らが直接届ける支援活動を地道に行ってきました。
孤児院、ストリートチルドレン、村や学校、病院の支援など、支援先は数十箇所にわたります。
創設者はミャンマーの上座仏教のガユナーセアロ氏。貧しい国の人達の所へ物資を配り慈悲の心で活動を続けて来られたセアロ氏に賛同する人々が増えNPOが出来ました。
驚いたのは、ミシンは日本製が多かったことだ。しかも、日本の人が古くて使わなくなったミシンを再利用して売っていた。ジャノメ・JYUKI・三菱・ブラザーなどの会社のミシン。
写真は、NPOのガユーナあみかさんとミャンマーから来られたウィンさんです。
ミシンは買うことになってから、目の前で修理をする。色を塗りなおしたり、部品をつけかえたり、らくがきを消したり、3時間もミシンの修理をみんなで見ていた。
あみかさんが、昔の日本の技術はすごくて、何十年もたったミシンでも修理をすれば使えることを教えてくれました。ぼろぼろのミシンが、きれいになっていくことに感動しました。カンボジアに来て、汚いな・・・とか嫌だな・・・とか思っていたけど、カンボジア人はすごいなと思った。捨てずに再利用ようすをみて、なんともいえない気持ちなった。気がついたら、心の中から汚いな・・・とか思う気持ちが少しずつなくなっていました。

絵本プロジェクトでは、カンボジアの中学生や図書館に配る本を作っている。本の文はお母さんが書いた物語だ。これは、出版社と打合せをしている様子です。本の紙をどんな紙にするのか話しています。今度の本は、2万冊から3万冊を配るそうだ。(写真は、母とプレイ君と出版社の人)
その帰りに、シャンティというNGOに行き、絵本プロジェクトで貸していた紙芝居を取りに行きました。

(感想)
今日、本当に驚いたのはカンボジアでは古いミシンを再利用していたことと、買うと言ってから目の前で修理をすることでした。
それから、感動した話を聞きました。NPOのあみかさんがお話してくれたことです。「親は誰でも自分の子どもを理想どおりに育てたいと思う。子どもは親にほめられるために頑張るのではなく自分の人生を真剣にいきなければいけない。人間はみんないつか死ぬ。後悔のないように生きる事。テストで一等賞をとっても、一緒にいる仲間がいなければ喜べない。一等賞とることが大切なのではなくて、一等賞をとるまでの生き方が大切なのです」と話してくれました。ぼくは感激して泣いてしまいました。
カンボジアに来て、なんで勉強するのかまわりの人が話をしてくれます。今ははっきりと分からないけど話を聞いていると納得します。
ぼくは、ホテルのフロントに何かを頼む時はひとりで英語で話しをしに言ったりしました。
将来、英語を話せるようになりたい。