2011年12月20日火曜日

カンボジア2日目

2011年12月19日
朝、6時起床。
7時に朝食。
ご飯を食べたあと、8時からお母さんとシルクプロジェクトのみえさんとお昼ごはんの買出しに出かけました。はじめて、バイクタクシーのトゥクトゥクにのった。気持ちよかった~
1時からNPOCEALOグローバルハーモニージャパンの人たちと一緒にミシンを買いに行くため出かけた。ミシン街に着くと、ミシンがたくさん売られていました。ミャンマーの人とか、カンボジアの孤児院の人が使うミシンを買うそうです。

NPOCEALOグローバル・ハーモニージャパン
このNPOは、ミャンマーの上座部仏教僧侶ガユーナ・セアロによって設立されました。
創立者ガユーナ・セアロは、支援者から受け取ったお布施や寄付金を、途上国に暮らす貧しい子たちや人々に、ひとりひとりが受け取れる方法で、“自立と生きる喜びを感じられる形”に変えて、自らが直接届ける支援活動を地道に行ってきました。
孤児院、ストリートチルドレン、村や学校、病院の支援など、支援先は数十箇所にわたります。
創設者はミャンマーの上座仏教のガユナーセアロ氏。貧しい国の人達の所へ物資を配り慈悲の心で活動を続けて来られたセアロ氏に賛同する人々が増えNPOが出来ました。
驚いたのは、ミシンは日本製が多かったことだ。しかも、日本の人が古くて使わなくなったミシンを再利用して売っていた。ジャノメ・JYUKI・三菱・ブラザーなどの会社のミシン。
写真は、NPOのガユーナあみかさんとミャンマーから来られたウィンさんです。
ミシンは買うことになってから、目の前で修理をする。色を塗りなおしたり、部品をつけかえたり、らくがきを消したり、3時間もミシンの修理をみんなで見ていた。
あみかさんが、昔の日本の技術はすごくて、何十年もたったミシンでも修理をすれば使えることを教えてくれました。ぼろぼろのミシンが、きれいになっていくことに感動しました。カンボジアに来て、汚いな・・・とか嫌だな・・・とか思っていたけど、カンボジア人はすごいなと思った。捨てずに再利用ようすをみて、なんともいえない気持ちなった。気がついたら、心の中から汚いな・・・とか思う気持ちが少しずつなくなっていました。

絵本プロジェクトでは、カンボジアの中学生や図書館に配る本を作っている。本の文はお母さんが書いた物語だ。これは、出版社と打合せをしている様子です。本の紙をどんな紙にするのか話しています。今度の本は、2万冊から3万冊を配るそうだ。(写真は、母とプレイ君と出版社の人)
その帰りに、シャンティというNGOに行き、絵本プロジェクトで貸していた紙芝居を取りに行きました。

(感想)
今日、本当に驚いたのはカンボジアでは古いミシンを再利用していたことと、買うと言ってから目の前で修理をすることでした。
それから、感動した話を聞きました。NPOのあみかさんがお話してくれたことです。「親は誰でも自分の子どもを理想どおりに育てたいと思う。子どもは親にほめられるために頑張るのではなく自分の人生を真剣にいきなければいけない。人間はみんないつか死ぬ。後悔のないように生きる事。テストで一等賞をとっても、一緒にいる仲間がいなければ喜べない。一等賞とることが大切なのではなくて、一等賞をとるまでの生き方が大切なのです」と話してくれました。ぼくは感激して泣いてしまいました。
カンボジアに来て、なんで勉強するのかまわりの人が話をしてくれます。今ははっきりと分からないけど話を聞いていると納得します。
ぼくは、ホテルのフロントに何かを頼む時はひとりで英語で話しをしに言ったりしました。
将来、英語を話せるようになりたい。

1 件のコメント:

  1. そら、カンボジアで様々な経験を体験することで、物事を見る目が変わると思います。今までの自分の持っていた尺度では、全く通用しなかったりと・・・。自国のこと、相手の国のこと、両方のことを考えられるような人になってください。日本からではありますが、応援していますよ。体にはくれぐれも気をつけてくださいね。竹村。

    返信削除